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HOW TO

HOW TO タチウオジギング

初めてでも安心。タチウオジギングに行こう!ビギナーでも簡単に楽しめるオフショアゲームへ

準備〜下船 編

まずは情報収集だ

「タチウオが釣りたい!」とターゲットを決めたら、次は“いま、釣れているのか。いつ釣れるのか”という情報を仕入れる必要がある。いまやその手にあるスマートフォンですぐに調べられる時代。釣具店でも最新の情報を教えてくれるし、どこの船宿を利用すればいいか悩んでいても、すぐに教えてくれる。

まずは情報収集だ

利用したい船宿を見つけたら、HPから近況をチェック。問い合わせてみよう!

船宿に予約を入れる

さぁ、次は釣りに向けての予約だ。船宿に電話して予約状況を聞いてみる。“○月○日に行きたい”と。そこで、初めてならば、その旨を伝えておくと、いろいろ準備するものやレンタルのことなど細かく教えてくれるだろう。わからないことは全部、聞いてみよう。宿によっては送迎もあるので尋ねてみるといい。

船宿に予約を入れる

大型の送迎バスがある船宿であれば、団体でもOK。最寄りの駅まで迎えにも来てくれる

ショップに行ってみよう

“まだ何もわからないから、いきなり船宿に電話するのは・・・”と思っている人は、まずはショップでスタッフに魚のことから道具のことまで質問してみよう。詳しいスタッフが適切なタックルやオススメのものを教えてくれるはずだ。ショップが推奨する船宿があるため紹介もしてくれる。そして、電話予約しよう。

ショップに行ってみよう

エリアや時季によって、オススメのジグの色や重さも変わったりするので教えてもらおう

乗船当日

天候によっては中止の場合もあるため、前日に再度、確認の電話をしよう。そして、当日は出船時間の30分前には船宿に到着し、余裕をもって準備をしておきたい。常連さんたちは意外と早く行き、出船前の会話を楽しんでいる。万が一、遅れたり行けなくなったりした場合は必ず出船までに連絡を!

乗船当日

出船前の乗り場はとてもにぎやかでテンションが上がる。忘れ物がないか最終チェックも!

船宿に着いたら

船宿に着いたら、まずは乗船名簿を書こう。皆がノートなどに書いているため、すぐにわかるはずだ。書くのは住所、名前、年齢、緊急連絡先など。朝ごはんは、このタイミングで軽く食べるといい。釣りが始まると、忙しいから。そして、釣りものにより船が異なるため、どの船に乗るかも教えてもらおう。同じ船が並び、人も同じ格好をしているためパッと見ただけではわからないのだ。間違えたら悲しすぎる。席は早いもの順。釣りの途中でわからないことがあれば船長や助手が教えてくれるが、お客さんが多いと忙しいため、付きっきりは無理。だから、船長の近くの席を取ると比較的、聞きやすいだろう。そして、船の揺れもマシで釣りやすい。乗るときに“初めて”とか“慣れてない”ことをあらかじめ伝えておくと気に留めておいてくれるはずだ。

船宿に着いたら

船宿に着いたら乗船名簿を書く。皆で回して書いていたり、受付に置いてあったりする

船宿に着いたら

デジタル時代になってからは、めっきり減ってしまった魚拓。店内には多くの写真も並ぶ

乗船する前に

乗船したら席を確保し、今日一日を一緒に楽しむお隣さんとご挨拶。そして、出船までにタックルを準備しておこう。出船したら風と波で用意するのは無理。している人もいるが、危険でオススメはできない。ポイントへ着いたらすぐに釣りができる状態にまでしておくのが基本。早め早めの行動が余裕を生む。

乗船する前に

出船前にすべての準備を終わらせておこう。出船は釣りスタートを意味する

レンタル品もある

最初からいいタックルをそろえることに躊躇するようなら、船宿のレンタルもあり。竿やリール、そして、レインウエアまで貸してくれるところもあるため、どこまで借りられるかを事前に聞いておくのもいいだろう。ハマりそうならマイタックルをショップで選ぼう。エリアによってもタックルは変わってくるからだ。

レンタル品もある

最初はレンタル品で楽しさを味わってみるのも手。ハマりそうと思ってからでも遅くはない

いよいよ乗船だ!

ひとつ。乗場と沖とで条件が違う。風が吹き雨が降れば、すぐに体温は低下。体調が悪くなると釣りどころではない。そのためにもレインウエアの上下は常に携行しておこう。乗船したら先述したように席を決め準備。ポイントまでどれくらい走るのか、最初は何gのジグをつけておけばいいか、など聞いておくといい。

いよいよ乗船だ!

狙う魚を伝え、どの船に乗るかを聞いておく。狙う魚により船は違うからだ

いよいよ乗船だ!

船釣りも荷物は少ないほどいい。道具はバッカンひとつにまとめてしまおう

船上での過ごし方

1時間以上、船を走らせることもある。あらかじめ、最初のポイントまでどれくらいかかるのかを聞いておくと心構えできる。この間に朝食を取ったり仮眠もできる。移動の間に他のお客さんとの情報交換ができる貴重な時間でもある。もちろん会話は自由だが、釣りが始まってしまうとなかなかできないのも事実。

船上での過ごし方

大きな船には広いキャビンもある。ポイントまで長時間かかる場合はここで休める

船上での過ごし方

ポイントに着いたら船長が教えてくれるレンジのアナウンスを参考に釣り開始!

船を降りたら

下船後は道具を水洗い。防水ドラグのリールであっても水圧により内部に水が浸透することもあるため、ドラグは閉めよう。錆びやすいハンドルノブの隙間やレベルワインダーも念入りに。帰宅して再度洗うと完全に潮抜きできる。注意点はお湯で洗わないこと。グリスやオイルが流れ落ちる可能性がある。

船を降りたら

水流は弱めで。リールだけでなくロッドのグリップやガイドも。ジグも洗っておこう